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食事の場所や過ごし方など、選べることは本人に伺います。言葉にならないときは、表情や日々の様子を見ます。
暮らしとケア
決まった日課に合わせてもらうのではなく、その人が続けてきた起き方、食べ方、過ごし方から一日を組み立てます。

ケアの考え方
認知症の症状だけを見るのではなく、その人の生活歴、得意なこと、落ち着く場所を職員間で共有します。
食事の場所や過ごし方など、選べることは本人に伺います。言葉にならないときは、表情や日々の様子を見ます。
急がせず、その人の動きが始まるまで待ちます。安全を守りながら、自分でできた感覚を残します。
家族から以前の暮らしを教えていただき、今の生活へつなぎます。面会や外出の相談も一緒に考えます。
一日の流れ
以下は一日の目安です。起床や就寝、食事の時間は、体調とこれまでの生活習慣を優先します。
目が覚めた時間に合わせて、着替えや洗面をお手伝いします。
いつもの席で朝食。食後は新聞やテレビなど、それぞれの時間です。
洗濯物、庭の水やり、買い物、近所の散歩などを体調に合わせて行います。
台所から食事の匂いがする中で、できる方には支度にも参加いただきます。
おやつや会話を楽しむ方、個室で休む方など、過ごし方はさまざまです。
食後は入浴や団らんへ。就寝時間も一人ずつの習慣を大切にします。
役割のある暮らし
特別な行事だけでなく、食事の支度や庭先を歩く時間を大切にします。

天気や体調のよい日は、庭先や近所へ出ます。歩行器や手すりを使いながら、季節の変化を感じられる時間をつくります。
杖を使う方も、職員が一方的に動かすのではなく、隣で歩幅を合わせます。できる動きを保ちながら安全を支えます。


家族との関わり
面会や外出は、体調と状況を確認しながらご相談いただけます。日々の様子は、ご家族へ分かりやすくお伝えします。
医療や看取りについても、一度の説明で決めず、本人の状態に合わせて繰り返し話し合います。